読書

雨で走れない日

せっかくの三連休なのに、朝から雨でした。

雪ではなかったので、雨さえやめば走れそうです。午前7時に起きた私は窓の外を窺いながらリビングでのんびりしていたのですが、ちっとも雨がやみません。

あきらめてフィットネスバイクを漕ぎました。

午後からは所用があって外出したので、帰宅後にまたバイクを漕ぎました。

このところ走るのは週1回。少ないですね。でも走行距離は1回で20kmです。
残りの6日間のうち1日は休養日で、残り5日はジムか自宅でバイクを漕いでいます。
ですので、トレーニングをさぼっているわけではないのです。

ジムでは必ず1時間以上はバイク&筋トレをしていますしね。


ところで、外出の帰りに夕飯の買い物でスーパーに寄りました。

全く関心のない「節分の恵方巻セール」が終わり、どうでもいい「バレンタイン・チョコセール」が終わり、そして今はひな祭りのあられセールのようです。
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昨年までであればひな祭りに関しても興味が無かったのですが、今年は違います。
ということで、ひなあられを衝動買いしてしまいました。
ついでにSPY×FAMILYのチョコレートウエハースも買っちゃいました(笑)。


<CDと書籍の話>
最近、ちょっと思うところがあって評論や学術系の本ばかり読んでいたのですが、そろそろ小説に回帰しようと決め、手始めに筒井康隆大先生の新作を買いました。
最新刊の『カーテンコール』は、御年89歳の先生の最後の作品集と言われています。

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さっそく読み始めたのか、と言うと実はまだ未読です。同じタイミングで『筒井康隆 自作を語る』という文庫本(対談の書籍化)を買ったので、先にそっちを読んでいるのです。
「最後の作品集」だと言われてしまうと、ちょっと身構えてしまいますね。


もう一つ。サブスクで音楽を聴くのが嫌な私は、今でもCDを買います。
サブスクの本質はシェアですよね。私は所有物にしないと気が済まないのです。だって、ある時から突然、聴けなくなる可能性もあるじゃないですか。

で、私が先日購入したのはFROST*が2006年に発表した『MILLIONTOWN』のリマスター盤です(バンド名の「*」は誤記ではありません)。
FROST*は、私は大好きなブリティッシュ・プログレの流れを汲んでいます。テクニカルなだけでなく、音色がゴリゴリなので、いわゆる『プログレ・ハード』の部類なのかも知れません。
(私はプログレ・ハードの世界はあまり好きではないんですが・・・)。
ホント、典型的なメタルなプログレって感じなんですが、イギリスらしい欝な部分もあって、そこに魅かれました。
このバンド、20年近く続いているのに、オリジナルアルバムは4作品しかありません。


昨秋から仕事のストレスが激しくなっているので、音楽脳になって嫌なことを忘却する瞬間がないと、やっていられませんね。

さあ、明日は天気が良ければ走ります。ジョギング脳も嫌なことを忘れるのに絶好です。


3日連続で走ったよ

昨夜から今日にかけて、妙に絵心が爆発してしまったため、6時間でCG画を4枚描いてしまいました。

芸術の秋ですね・・・。

対して上手くもない絵ですし、芸術性もないので公開もしませんが、描く作業そのものは楽しく、首の痛みを忘れて6時間も没頭してしまいました。

当然、寝不足です。
しかも興奮した後は寝つきが良くありません。

昼から夕方まで、ダラダラとして時間を過ごし、これではイカン、と思い立ってちょっとだけは知ってきました。

さすがに3日連続ではヒザに負荷が借り過ぎるので、スピードは落としました。
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午後5時台は気温がぐっと下がってきているので、走るのにはちょうど良いです。

明日はジムに行きますね。


<話題の小説を読む>
Twitterで話題になっている『方舟』を読了しました。

多くの人と同じく、私の最後のどんでん返しには驚かされました。
ネタバレなしで具体的な批評を書くのは困難なので、気になる人は読んでください。

正直なところ、話の展開には驚きましたけど、全体のストーリーに関しては、私は何となく好きになれませんでした。

いろいろな違和感に目を瞑り、人物描写を放棄して、最後のどんでん返しに向かって一心不乱、という感じでした。


<話題のアニメを読む>
Netflixで10月に独占半身された『エクセプション』を観終わりました。

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原作・脚本が乙一さん、音楽が坂本龍一さん、キャラデザインが天野喜孝さん、と大物揃いの作品です。

話は面白いの一言。SFですけど中身は密室のホラーサスペンスです。絵にはすごく違和感がありますけど、ストーリーは素晴らしいですね。そしてエンディングの音楽にも感動しました。
やはり天野さんのデザインを3DCGに落とし込むのは難しいのでしょうか。

久しぶりに集中して全8話を一気に観ました。


4回目のワクチンと読書の流儀

このところ、ちょっとばかりイラ立つことがいくつかあって、何となく気分が乗らない日を過ごしてきました。
そのいずれもが、これまた何となく解決した8月10日の午前中、私は4回目のワクチン接種を受けました。

・・・私は心臓に疾患があるので、一般の高齢者さんたちと同じ枠で接種案内が来たのです。
最近の私は新型コロナウイルス感染症への国・行政の対応に不満を持っているのですが、ワクチン接種は個人の責任かなあ、と考えて受けることにしました。

はたして接種日の朝刊には、「オミクロン株に対応したワクチンが10月から」という刺激的な記事が載っています。だとすれば、私がこれから受ける4回目のワクチンには意味があるのだろうか、という素朴な疑念が湧きますよね。

世間ではオミクロンが流行なのに、私はデルタか。流行おくれですか(笑)。

ワクチン接種を受けた民間の診療所では、ちょっとだけ不快なことがありました。担当医師から唐突に「あなたは基礎疾患があるとは言えないですよ。大丈夫ですよ」と言われたのです。

「心臓の不整脈なんて、誰にでもありますからね」と医師は続けます。私はキョトンとしました。
・・・何だ? ワクチン接種は不要だと言いたいのでしょうか?

私の不整脈は2度の房室ブロックで「ウェンケバッハ型」と呼ばれるものです。現状の症状では治療は不要ですが、ときおり「2:1伝導」が見られるので、経過観察をしているです。
経過観察のために、年額にして1万円弱、医療費がかかっています。

これを「誰にでもあります。大丈夫です」と初見の医師から太鼓判を押されてもねえ・・・。だったら人間ドックでC判定が出ないように統一ルールにしてくれよ、と言いたくなりました。放置しておくと会社から叱られるのです。


さて、ワクチン接種後、お約束のように体調不良に陥りました。
以前の、2回目、3回目のような発熱はありませんでしたけど、とにかくだるい。身体が重い。
ということで8月11日の祝日は、ほぼ一日中寝ていました。

おかげで、篠田節子著の『鏡の鏡面』を一気に読み終わりました。
読了したことはツイッターでも触れたのですが、そちらではネタバレになりそうな感想は書きにくいので、こっちで少しだけ書きます。

この小説は、ミステリー、ホラー、ヒューマンドラマが相俟った作品で、はっきり言って私好みです。
あらためて考えたら、私は篠田節子さんの作風が好きですね。直木賞を獲った『女たちのジハード』は読んでいませんが、過去に3作読んでいます。

本作は、序盤は死体の入れ替わりミステリーとして進行していくのですが、「入れ替わったのは死体ではなく、それ以前の本人では」、と謎が深まったあたりからホラー調になっていきます。
並行して、主要人物たちの苦労した生き様が描かれ、読んでいると胸が苦しくなりますね。ワクチン接種の影響での体調不良が重なって、私も辛かったです。

結末には、一定の納得はしていますけど、あの一言に関する伏線回収はどうだったのか、というところが少し不満ではあります。


この本は文庫で、@1,000円を超える大作です。
私は本のカバーを大事にするタイプ(笑)なので、基本的ブックカバーを使いますけど、厚い本はブックカバーに入りません。

こういう時には、10分ほどの時間と労力を使ってカバーを自作します。
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自家製ブックカバーの原材料は、コピー用紙の包装紙です。こういう紙は片面をビニールでコーティングしてあるので、耐久性があります。
1回作っておくと、3~4冊に使い回しができるので便利です。

明日からは宮部みゆき著の『よって件のごとし』を読みます。最新刊ですね。

連続で更新します_その1(読書と週末のジョギング)

6月7日から読んでいた奥泉光著の『プラトン学園』を読み終わりました。
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実際に読み終わったのは6月14日です。ミステリアスな雰囲気で始まった本作は、中盤から奥泉作品によくある虚実入り乱れる世界に入り、ラストは主人公もろとも何がどうなったのかを読者に委ねて終わりとなりました。
私はこの作風、嫌いではありません。
25年くらい前の作品なのでインターネット環境に関する描写が技術的に古く、それはやむを得ないのですが、少しばかり読むのに引っ掛かりを生じさせました。

今は職場の同僚に勧められて高桑信一著の『山の仕事、山の暮らし』を読んでいます。おそらく今週の半ばには読み終えるので、その次は何を読もうかと思案しています。


<土曜日のジョギング>
昨日(6月18日)は、午前9時に家を出て18.8kmを走りました。
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曇り空で、今にも雨が降り出しそうだったのですが、結果的にジョギングを終えて帰宅するまで雨は降りませんでした。
ちょっとヒザの調子が悪かったので、1kmを5分15秒くらいのペースで走りました。
その代わり、車がほとんどは知らない山間部の圃場や棚田の間を縫うようにして、坂を登るトレーニングをしましたよ。

棚田の稲は、順調に育っているようです。
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里山の細い道を走っていると、人にも会わないし、車も通らないし、比較的涼しいし、最高です。

読書の感想とジョギングの話

昨日のことで恐縮ですが、宮部みゆき著の『子宝船』を読了しました。
読みやすかったこともあり、思ったよりも早く読み終わってしまいました。
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この作品は『初ものがたり』から始まる本所深川シリーズの最新作です。
自慢ではありませんが、私は『ぼんくら』『桜ほうさら』など、シリーズのすべてを読んでいます。

それにしても安定の作品ですね。さすが宮部先生です。でも、せっかくなら嫌味なおたまさんを登場させてほしかったところです。そこが残念でした。
これを読んでしまうと、ついつい『きたきた捕物帖』を再読したくなります。そんなこんなで、きっと『桜ほうさら』まで再読することになるのでしょう。

今日からは奥泉光著の『プラトン学園』を読み始めました。ちょっと古い作品ですが、こちちらも安定の奥泉作品ですから期待しています。決して現代風ではない文体が私は好きです。


さて、昨日から梅雨入りしましたけど、その直前の日曜日に10km走っていたことをブログに書いていなかったので追記します。
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もともとはジムに行くつもりだったのですが、徹夜明けで眠かったことと、意外にも天気が良くて青空が広がっていたので走りました。
調整のつもりのランなので、スピードは出しませんでした。

そしてそして、今夜はつい5km走ったので、追記の追記です。
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食後のウォーキングのつもりで支度して外に出たところ、せっかくやんでいた雨がまた降り出しました。
雨の中を歩いたのではかなわないので、急遽走りましたよ。
食後でしたし、雨で視界が悪かったので、スピードは出しませんでした。


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ギャラリー
  • 被災地から戻ってきて、最初のトレーニング
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  • 被災地支援の夜を走る(その2)
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  • 被災地支援の夜を走る
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プロフィール

ロヒシト_カナ

45歳からジョギングを始めました。
それまでの運動歴はほとんどありません。

ベストタイム
◇10km
42分53秒(2015)
◇ハーフマラソン
1時間31分39秒(2015)
◇フルマラソン
3時間18分30秒(2019)

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